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独立・バランス



精神的あるいは経済的な意味での独立をするには、「そこ」からの独り立ち、という意味での「そこ」が必要。たいていの場合それは親元、実家、故郷、育ててもらった学校や職場などなどだったり。これを土台と呼んでみる。

独立するにも土台があってのこと。

足元を固める、という表現があるけれど、ある程度はしっかりと土台を踏み固めておかないと、ズブズブのところには棒一本すら立たない。
でも、どの程度まで固めたらオッケーか? そんなことは、ほんとは誰もわからない。
まだまだ固まるようだけど、てことは、まだまだ独立もムリ? 
などと、完璧をめざしたらキリがない。

そんな問答をくりかえしつつ、自分なりのタイミングを見計らって独り立ち。転居や転職・開業をしないまでも、同じ場所でもしだいに精神的に独立していくこともあるでしょう。
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●イッポン立ち

そこで身体のことになるのだけど、太極拳には文字通り「独立」といって、片足一本で立ってバランスをとる型があります。今でもぐらつくことはしょっしゅうですが、初めてこれにトライした時にはもう、ぐらつかないように!と思うあまり肩や首にまで力がはいってしまって、よけいにグラグラ。

こういうバランスは、ほんとは首肩を始め全身の"ムダな力み"をすべて取り除けていたほうがよくとれるんだということを、何年もかかってやっと、できるとはいわないまでも、わかるようにはなりました。

こんなコツというか、身体のうまい使い方って、生まれつき身につけている人もいるんですね。バランスのとれた身のこなしで回転やら跳躍やらをみごとにこなす人たち。なのに私は、正反対でした。その大きな理由は、まずヒヨヒヨな足にあったと思います。


●本体と土台のバランス

足裏で全身をうまく支えきれない分、ぐらつきが身体の各所へ力みとなって伝わってしまう。「独立」のときの身体の土台、足。地面に接して全身のバランスを支える足がちゃんと機能していれば、身体の上のほうのあちこちを固めてしまうことなく、リラックスしたままでしなやかに全身を使うことができる。なのに、私の足はヒヨヒヨ。

だから、うんと鍛えて強くしてからでないと「独立」できない。…そう思って、必死に筋トレしてみたりする。(そう、ホントに必死だったことがあります(^_^;)) 
だけど土台を鍛えるばかりでは、スムーズな独立のタイミングを逃してしまうのかも。
だんだん、そう思うようになりました。

独立と土台。
その人その人の、本体に合った土台とのバランスがあるみたいです。
鍛えすぎ、かまえすぎ、かまいすぎ、かばいすぎ、どれもダメらしい。
自分なりのバランスを見つけるには、
自分のありのままの力量や性質(強さ・弱さ・重さ・軽さ)を知ることも大事。

そして、ムダな力みをできるだけとって臨めるといいんだなあ(と、ちょっとみつを風…?)。
by dayathefrog | 2006-05-27 01:06 | からだ・あたま・こころ | Comments(0)

痛みは身体の使い方を変えるチャンス


最近、腰を痛めた高齢の父。ふだんの身体の使い方が大事なんですよ、とお医者さんにも言われ、先週からリハビリをうけています。そこで父は生まれてはじめて「体幹筋肉」という言葉を知りました。私でも最近まで聞き慣れなかったこの言葉、運動とは縁のなかった父にとってはさぞかし「何のことやら」だろうなと思います。

おまけに「歩くとき、もっとお腹を使いましょう。」などと指摘されて、たぶん父の頭のなかは今ゴチャゴチャ。これまで何十年も同じように、当たり前にやってきた(と思っているけど、実は筋力の低下などでちょっとずと変化してきた)「歩く」という動作が"まちがってる"と言われているようなもんです。
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歩くときに使うのは「足」であって「お腹」じゃないはず!
第一、「お腹を使う」なんてどうやってやる?

…などと抵抗したい気持ちがうずまきながら、腰の痛みがない時の父なら聞く耳を持たなかったことへ、今は一応耳は向けている。とにかく今は腰が痛い。だから悪いのは腰のはずなんだけど、ここではどうやら「お腹」とやらを使えるようになっていかないと、また腰が痛くなるなんてようなことをヤツラは言う。なんか釈然とはしないが、またあの痛いのはもう絶対イヤだしな。

こういう時が、チャンスなんですよね。
「このままだと痛くなるよ」と元気なときに言われても、ピンとこない。頭だけでお勉強した知識みたいなもので。でも、自分の身体のどこかが「痛い!」と悲鳴をあげたときには違ってくる。

痛くなるには必ずその理由がある。
シロウトとしては、腰の痛みは腰に原因がある、とまず考える。
けれど、クロウトさんが言うには「悪いのは腰ではないんですよ、腰以外の部分(お腹とか)が弱っているので、腰がそれをかばって疲れてしまったんですよ」等々。

…オナカ?
思いも寄らなかった場所だけど、しぶしぶ言われたとおりに動かすべくやってみる。
あれ?なんか違うかも。
でもすっごく疲れます。
ほんとにこんな疲れるんでいいんですか、ぜいぜい。
なんてことを繰り返し。

そのうち、いかに自分の「お腹」とやらが弱っていたか、いかに今回悲鳴をあげた「腰」にムリをさせていたか、等が実感としてわかってくる。痛い思いってあまりすすんでしたくはないけど、このことで得られるものも多いと思えばいいですよね。なーんて、むかしから痛い思いばかりしてきたムスメとしては、この"チャンス"をどこか喜んでいるフシもあり(^_^;)…。
by dayathefrog | 2006-05-16 12:03 | からだ・あたま・こころ | Comments(2)

身体を鍛えるバランスチェア

腰痛にずっと悩まされてきたので、体操やら「せんねん灸」やら靴、そして室内履きといろんなものにおのずとこだわるようになりました。また、デスクワーク(というと何かしっかり働いてるみたいですが、そういうのでなくて、たとえば絵を描く時…あ、これは働いている時も含まれますね)や、ただ漫然とパソコンを見ているとかいうのも含め「座ってる時間」が長いことから当然、椅子にもずっとこだわりが。

靴にこだわり、ついにセミオーダーメイド靴にまで行き着いた私だから
この際、椅子もオーダー???…いえいえ、まさかまさか。
オーダーとは言わないまでも一時はあの有名なアーロンチェアにも惹かれましたが、、、
やっぱさすがにそこまで高価なものは…。

そして今、一日の大半を共に暮らしているのは
バランスチェアと、オフィスチェア各1脚ずつです。


●よくできたバランス君

バランスチェアは非常によく考えられたデザインで、身体の各部(とくに尾骨から頸椎のてっぺんまでの「脊椎の自然なS字カーブ」)をいい状態に保っておくのには最適。なのだそうです。

背もたれがない!ということで、これに馴染みのない人は、買うはおろか座ってみることすらひるんでしまうかもしれませんが、試着、いえ、試座、してみれば即座にわかります。
「あ、これなら肩が凝らないかも!」
首がひょろっと伸びやすく感じ、同時に肩が自然におちて胸も開く感じになるのです。
脊椎がいいラインになると、ついでに頭もスッキリ冴えてくるんだそうで…(^o^)
(もっといい説明があるので興味のある方はこちらのサイトへどうぞ)

私はかつて腰痛にも肩凝りにも困り果てながらも、それを根本的にじっくり解決する術もヒマもなく激務?に追われていた頃にこの椅子に出会い、フラフラ〜っと吸い寄せられるように試座、そして"一尻惚れ"(?)で買いました。


●できた椅子についていけなかった私

もう、これほど完璧な椅子はない!というほどの惚れ込みようで、しばらくは蜜月期。
でも少し経つと、実はこれで四六時中過ごすのはけっこうきついと思うようになりました。
これは、いっしょに暮らしてみないと判らなかった。
ホント、最高な人(椅子)だと思ったんだけどねえ…。

っというのはですね。

座り始めはいいんです。腰も楽だし、肩も楽、確かに頭もスッキリ。
でも、しばらく座りっぱなしているでしょう。
そうするといつのまにか、座り込んじゃうのですよ。こんなふうに。
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それとか、こんなふうに。
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で、結局猫背になっちゃったりして、肩こりを招くことにも。


なんでちゃんと座ってられないのか?
…だって、疲れちゃうのです。
どこが?って
骨盤まわり。
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●骨盤まわりという概念

当時の私の骨盤まわりの筋肉がけっこう固まっていて、筋力もあまりなかったことが、まず原因にあります。でも当時はそういうことがわかりませんでした。しばらく座ってるだけで疲れちゃうなんて、座り方がどこか間違ってるのかな、と、あれこれ試してみたり。体型が合ってないのか、それともやっぱしこの椅子、見た目が変わってるだけでほんとは「ダメ」なのじゃ?などなど…いろいろ考え出してしまいました。

自分の足に本当に合っている靴を見つけ出すためには、一度「とことん足に合わせた状態」というのを体験しないとわからない。このことは、過去何度かの「これこそ最高!」というそれまでの感覚データを更新する経験をとおして、わかってきました。その意味で、自分の身体にピッタリ合っている椅子というのも、ひとつ二つの椅子に座り続けるだけではなかなかわからないのかもしれません。

座り方は、間違っていなかったのです。
疲れてきて下の段に腰掛けてしまうとかいうのはもちろん「間違った使い方」ですが。
でも、まともな座り方が間違ってないとすると、この椅子にちゃんと長時間座り続けるためには、疲れてきちゃう私の「骨盤まわり」が弱い、、、ってこと…?

…いや、そんなばかな。
肩凝りから、腰痛から、解放してくれると思っていたバランス君なのに。
今の私の筋力では、この椅子に座る資格がないというのか?(いや別にそんな資格とか…(^_^;))

なんだか信じていたバランス君に突き放されたような気すらしましたが、このことがきっかけとなって、ふつうの椅子に座っていてはなかなか判らなかった「骨盤まわりの弱さ」に気づくことができました。実際には骨盤まわりだけでなく、脚の筋肉や腹筋背筋を始めとする様々な場所が弱かったわけですが、それらを鍛える行動に出るまでには、まだまだ時間が必要でした。

というわけで、
この硬派なバランス君と暮らしてみてわかったこと:
ただの家具が身体を鍛える助け(きっかけ)になることもある

また、その後身体のことをいろいろ学んでわかったこと:
そもそも長時間同じ姿勢でいるのは辛いものなのである
by dayathefrog | 2006-05-07 23:58 | 健康グッズ・服装ファッション | Comments(14)

まずは自分が気持ちよく。


なにか事が起こった時の反応のしかたが、ちょっと変わってきました。

警戒態勢に入っても「力まない」。
重大な局面でも「頑張ろうとしない」。
なーんか、やな感じだなあ、という時でも「縮まない」。

まとめていうと、「動じない」方向へきているといえます。もちろん「以前に比べると」ということで、やはり何かあった時には力んだり縮こまったり頑張ってしまうクセはまだまだありますけれど。



「力まない」にしろ「縮まない」にしろ、以前の私には、そもそも力んだり縮んだりしている自覚すらあまりなかったです。身体のあちこちを意識的にゆるめるということをさんざん教わって練習するうち、気持ちのほうまで「あらまー!らく(楽)でいいんじゃん!」ということに、やっと気が付いてきたということ。

そして「頑張ろうとしない」については、かつてはかなり意識して頑張ろうとしていたという自覚があります。でも「頑張る」ってどういうことか?という解釈が、またちょっと違っていたのかも。

だいたい「紅組がんばれ」の小学生時代から(いや幼稚園からかしら)
がんばるんだぞ!という場面は数え切れないほどあったはずですが…


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【がんばる】
=ちからいっぱい走ること。
=息がはあはあするまでやること。
=苦しいことを倒れるまでやること。


いつの頃からかなんとなく、そのような感覚がしみついたみたい。
まるで、楽しんではいけないような。
楽しんでいるのは頑張ってることにならないような。
これが今だったら

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【がんばる】
=身体を固めず、気持ちを固めず、楽しみつつ、自分の力を存分に出す。

みたいになるのかなあ。



以前ほんの3ヶ月ほどの間でしたが、指圧マッサージを習ったことがありました。本格的に進むならば経絡等を全部覚えたり(忘れたり)することになったでしょうが、そこまでのレベルでは全然なくて、とにかく基本的なアプローチを繰り返し練習。
その基本姿勢(のようなもの)で、とてもいいことを教わりました。

自分の手のひら・指先に至るまで
こちら側によけいな力が入っていては
指圧をされている相手は痛みを感じてしまうが

こちらがよけいな力を入れないで
体重等もうまく利用して
気持ちよく身体を使っていれば、
指圧をされている相手も気持ちよくなる。


だいたい、こんな感じです。
そんなことを言われても「えーー? こっちが「がんばって」押さないとダメなんじゃないのー?」と、どうしても思ってしまい、なんだかぐいぐいやろうとしてしまう。だけど、お互いであれこれ試してみると、結果は歴然。これでは物足りないのでは?と思うくらいに「手先を始め、身体が頑張っていない状態」でないと、相手は気持ちいいどころか、イタキモも通り越して痛みを感じるだけになりがち。

これは精神状態も同じことなんだろうなあ、と思います。
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友人Yの父親が倒れ、何度かの危篤状態を経てずっと入院中です。倒れた当初には自宅介護もしていたことがあるそうですが、いろいろな状況をくぐり抜け、今は連日病院にアロママッサージをしに通う彼女の言葉:

「2年前に父が倒れて以来、いろいろ考えるところがありました。
とりあえず得た結論は、私は自分の幸せを第一に考えようということです。」


自分のことだけを考えて言っているのではない「自分の幸せを第一に」というこの言葉に、私はとても感動しました。ぜひにこれを拙ブログに載せさせてほしい、だからって有名人になる恐れ?は絶対ないからと頼んでの、本人の了解済みのご紹介。でした。
by dayathefrog | 2006-05-03 23:12 | からだ・あたま・こころ | Comments(2)


pantaya : 幼少時からカックン外反母趾ほか腰痛コリヒエ虚弱系だった。太極拳やボディワークで身体感覚を磨き、足や全身の機能改善に励む。現在は足から元気になる体操教室「かえる倶楽部」などを開催する『スタジオかえる』主催。健康靴シューフィッター・リフレクソロジスト・指鍼整体師・イラストレーター。


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